2011年多摩美術大学彫刻科卒業の上野晃世と寺田衣里による二人展です。 彫刻作品とドローイングを展示します。
「遙かなる崖」とはリチャード・バックの「かもめのジョナサン」から引用した言葉です。 2011年に大学を卒業し、ちょうど一年が経ったところで、 自分たちにとっての真実とは何かを考えます。 周囲にとらわれることなく、自分たちが作品を作るということの本当の意味を探りながら、 形を作ったり、線を描いたりする。 それは答えではなく過程かもしれない。 その先で間違っていることに気付くかもしれない。 でもそれこそが、今の自分たちの真実であることには間違いない。